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【重要】2021年春節(旧正月)帰省指針に伴う状況報告:20210122現在 【重要】2021年春節(旧正月)帰省指針に伴う状況報告:20210122現在

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【重要】2021年春節(旧正月)帰省指針に伴う状況報告:20210122現在

2021.01.22

2021122()

    ご関係者様 各位

創業實業(中国)有限公司

総経理 張 陸業

 

春節(旧正月)帰省指針に伴う状況報告

 

    厳寒の候、貴社ますますご繁栄のこととお慶び申し上げます。

    平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

    早速ではございますが、表題の件について以下の通りご報告申し上げます。

 

1.現在の状況について:2021122()現在

2021120()、中国国務院の合同予防制御機構は「春節の帰省に関する指針」の中で、地方への帰省前には7日以内に取得したPCR検査陰性証明が必要であると発表しました。

また、同日には広東省も「対象者の帰宅後14日間の在宅隔離」といった指針を発表していますが、詳細が不明な点もあり混乱が見られています。

 

2.中国国務院の指針:帰省前7日以内のPCR検査・陰性証明提出を

中国国務院の指針では、2021128()202138()までの期間中に地方へ帰省する人は、移動前7日以内に受けたPCR検査の陰性証明が必要となります。

 

《所見》

感染症の予防・制御能力が弱い農村部では散発的な症例や集団伝染が増加している為、特に都市部からの帰省者が大幅に増加する春節の時期は新型コロナの再流行リスクが懸念されています。

 

上記の点(中国国務院からの発表事項)は、あくまで指針であり、ネット上では様々な疑問が出ています。例えば、「帰省」とはどこまでを指すのか?既にワクチンを摂取した人も対象なのか?同じ省内でも移動時にPCR検査は必要なのか?車で行き来するだけでもPCR検査は必要なのか?など80以上の質問がネット上で列挙されていますが、現時点では明確な回答は確認できず、今後の動向(発表)に注視するに留まります。

3.広東省の指針:対象者の省内帰宅後は14日間在宅隔離へ

広東省のアナウンスによると、輸入コールドチェーン食品従事者、閉鎖管理従事者、

越境輸送関係者などは地方からの帰宅後14日間は在宅隔離を実施し、7日ごとにPCR検査を実施する必要があります。

14日の期間中は行動が制限され、必要な場合以外は外出や集会ができません。

また、中・高リスク地域から広東省に戻る場合は、到着後12時間以内に滞在先のホテル・コミュニティに報告することが義務付けられます。

 

《所見》

広東省では最近、ガーナ・コンゴ・バングラデシュ・南スーダン・クウェート・マレーシアからのCOVID-19輸入症例が相次いでおり、ここで気を緩めることなく抑え込むという意志が感じられます。

反面、当指針の詳細なルールが述べられていない為、はっきりしない点も見られます。

 

4.深圳湾口岸からの入境者:香港特別行政区→中国広東省深圳市

深圳湾口岸(イミグレーション)からの入境者向け隔離ホテルは、深圳市外にも分散。

深圳湾口岸からの入境者の一部が、東莞市・恵州市・汕尾市・中山市で集中隔離されることになりました。

 

5.広州白雲空港からの入境者:海外及び中国国内空港→広州白雲空港

広州白雲空港からの入境者向け隔離ホテルは、広州市外にも分散。

広州白雲空港からの入境者は、広州市内以外に佛山市・清、江门市、肇に隔離されることもあるとのこと。

 

6.2021年・春運(春節の大移動)旅客者数:延べ17億人の見込み

例年は30億人程の大移動ですが、その様子と比べると大幅に減少する様子が分かります。上記指針の不明な点については、今後詳細のガイドラインが発表される、もしくは各地方自治体が判断するといった流れになる事が予測されます。状況によっては今以上に踏み込んだ施策が追加されることも考えられます。

いずれにせよ、今後の動向(発表)に注視し、弊社の対応策もご案内致します。

  

 

7.今後について

上記内容については、弊社及び協力企業従業員におかれても例外ではない環境下(状況)でございます。

 

《懸念事項》

昨年の2020年春節(旧正月)休暇時は、COVID-19の感染拡大により「春節期間延長(国定休日の延長)」が発表され、例外的な措置がとられました。

 

今回の中国国務院の指針の当該期間は「2021128()202138()までの期間」とされている事からも様々な懸念事項が推測できます。

 

 

《事業再開についての所見》

既に関係各所へご連絡させて頂いた通達内容(HP公開)では、弊社が定めた春節(旧正月)休暇は「202127()2021221()」と通知しております。

 

しかしながら、現時点(2021122日現在)の状況を念頭に、今後の動向を想定した時、弊社及び協力企業従業員が事業再開予定日2021222()100%職場復帰出来る可能性は懐疑的な状況でございます。

 

 

《ご関係者の皆様方へ》

現時点では、2021222()から事業再開に変わりはございません。

ご関係者の皆様方には、先ずもって弊社及び協力企業所在地における環境をご理解頂きたい所存でございます。

 

今後、弊社に関わる環境下において状況の変化(COVID-19感染対策措置による事態の悪化)が生じた際は、速やかにリスク管理会議を実施し、適切な対応を協議致します。

ご関係者の皆様方へのご案内は、平常稼働時と同様に弊社HP「トピックス」にて情報公開致します。

※春節(旧正月)休暇期間中のご連絡は、状況により弊社営業担当者からのご連絡が先行する場合がございます。あしからずご了承ください。

 

今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。

以上


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